最終日の２３日は朝から大雨。しかし小一時間ほどで止む予報だったのでスタートを少し遅らせてからの出艇。
雨上がりの空はスカッと晴れ渡り最高に気持ちが良く、今日は釣れる！と気持ちを高ぶらせるが勘違いでした。。。

二日とも雨の影響がもろに出るマングローブだったので、海なら大丈夫だろうと高をくくっていましたが海でも反応はイマイチ・・・。
やはりフライは難しい。ルアーとはまったく違う釣りになるので、その日のパターンだとか色だとかのデータが少なすぎて攻略出来ない。
それを攻略していくのも釣り手の楽しみのひとつではあるけど、そこをアドバイスしていくガイドの私の力量がお粗末すぎた。

結局、イシミーバイが数本にヤガラが一本と、佐藤さんに良型がヒットするも根擦れでブレイク。。。ヒットフライはいずれも
クレイジーチャーリーのピンク、白、オリーブ系でした。特に佐藤さんはオリーブにしてからヤガラなど良型がヒットしたとの事。

チャーリー以外にも、おそらくもっと釣れるフライがあるはずだと思うので今後いろいろテストしていきたいと思います。
まずはテストできる腕を磨かなくては。。。時間は掛かりそうですが楽しいので頑張れそうです。

佐藤さん、村上さん、三日間のご利用本当にありがとうございました！そしてお疲れ様でした。
厳しい釣りになってしまいましたが、これに懲りずまた足を運んで下さることを願っております。

結局終日叩いて二人合わせてショートバイトが４回にフックアウトが１本。チャンスも少ない上に、まともにヒットした一本が良型だっただけに
悔しがる村上さんでしたが、まだ初日。あと二日あるし♪と余裕の表情でいられたのは初日だけだったのでした・・・。


二日目の２２日は西表島遠征。幸い天候は回復し待望の青空晴天の一日となりました。
今回当店初の試みの西表島遠征のフィールドは浦内川。事前に一度下見に行ったのですがあまりに広いこの川のポイントは
一度の下見では把握しきれないし、限られた時間の中でそれぞれ漕ぎまわるには体力的にもお二人には厳しいかとも思い、
今回は浦内川を知り尽くす現地ガイドの西野さんにお願いして一日同行してもらうことに。

スタート直後にまずは小ぶりなオニカマスとオキフエダイがそれぞれ歓迎してくれました。ヒットフライは共にクレイジーチャーリー。
その後はそれぞれ二手に分かれ私は佐藤さんと潮当たりの良さそうな岩場を攻めると佐藤さんにヒット！
しかし姿を見るまえに痛恨のフックアウトで逃げられてしまいました。引きの強さからして良型だったので悔やまれる一本でした。
一方、村上さんは小ぶりのジャックを一本追加に加え、こちらも良型をヒットさせたが根に突っ込まれブレイクしてしまったとの事。

お二人とも良型を逃してしまいましたが、まだまだ時間はあるし大丈夫だろうと誰しもが思っていました。
そしてまさかこれを最後にヒットがなくなるとは誰しもが思いもしませんでした。。。

干潟で西野さんが用意してくれた美味しいランチを頂いてから、潮が満ちてくる午後はウェーディングしながらサイトでチヌ狙い。
チヌを見つけるのも大変でしたが、数回テイリングしているチヌに遭遇するもフライを投入してもすべて無反応。
フライが合ってないのか非常に難しい釣りでした。でもそれ以上に楽しい釣りでもありました。サイトでチヌなんて石垣ではなかなか
できないし私もいつかプライベートでじっくり狙ってみたいと思いました。というわけで楽しかったのですが釣果は厳しい結果に。。。

この時点で早くも二日間が終了し、釣果は二人で３本。。。最終日の明日はインリーフでソルトフライフィッシング。
なんとか海で挽回しなければと石垣へ向かう高速船で切に願うのでした。。。

北海道からご常連のフライフィッシャー佐藤さんが,今回はご友人の絵本作家村上康成さんとご一緒に参戦してくださいました。
しかも２１〜２３日の３日間に渡る釣行で、内一日は西表島までRED HEAD初の遠征釣行と盛りだくさんのプラン。

昨年二度の石垣島釣行で南国のフライパターンを少し掴んできた佐藤さん。今回三日間でどんな釣果が出るのか非常に楽しみにしていた
おふたりはもちろんですが、昨年佐藤さんから頂いたフライタックルで本格的にフライを始めたガイドの私もこの日を心待ちにしていたのです。

まずは初日２１日。この日は一日北風が強い為、マングローブ水域をカヤックで移動しながら所々ウェーディングで叩いていただくことに。
コンディションは正直最悪。１８日に降った記録的大雨に加え、昨晩に降った大雨で追い打ちを掛けられ川はかなり濁り、水温も低い。
上げ潮で入ってくる潮もフレッシュとは言えず、二人とも絶妙なキャスティングで攻めるフライにもまったく反応がない。。。